注意 - 古い情報です。 今は、VXI-11 を使うほうが良いと思いますので、 社内用に開発したソフトウェアを無償公開しています。 そちらをご検討ください。
2076 - GPIB PCI Card (PROGRAM_IO with FIFO) 2075 - GPIB PCMCIA Card (PROGRAM_IO with FIFO) 2071 - GPIB XT Card (DMA/PROGRAM_IO)「2075」は「PCMCIA Card」ですからノート・タイプのマシンを使った、なんとも 便利で、機動力のあるシステムが作れます。例えば、下記のケースでは、東芝の 「Libretto 50」で、「2075」を使用して、「HP54616B」デジタイジング・オシロ スコープの画面データを「X11」上に取り込んでいます。
「PCMCIA」スロットでは「DMA」が使えませんが、「2075」の場合は「FIFO」バッ ファがありますので、「DMA」に匹敵する早さで、データ転送ができます。
「2071」はデスクトップ機の「ISA」スロットに挿入して使用するタイプの製品で、 「DMA」か「プログラム I/O」で使います。「2076」は「PCI」スロットに挿入 するタイプの製品です。GP-IB は速度が遅いですから、「PCI」のメリットは少ない のですが、「PCI」しか使えない状況でご利用ください。
なお、いずれの場合も、割り込みを1つ使います。また、当社の他の製品と同様に、 ソース・コードが付属していますので、大きな財産になります。
例えば、「HP 3478A デジタル・マルチメータ」から直流電圧の測定値を読みだす Cのプログラムを例示すると、次のようになります。
#include <stdio.h> char buf[BUFSIZ]; main() { gbopn(); gbcmod(3); /* GP-IB ポートをオープン */ gbwrt(23, "F1N5T1M00", 0, 2); /* ファンクション設定コマンド */ for(;;) { gbred(23, buf, BUFSIZ, 2); /* 測定データの読みだし */ printf("%s\n", buf); } }
Unixではsignal(2)を使ったSRQ割り込みルーチンも使えます。