全銀協 TCP/IP 手順ライブラリ/サンプルプログラム

ファームバンキングも長年使われてきた V.26bis (2400bps 半2重)という時代遅れ のモデムによる BSC 通信からインタネット時代の dial-up ppp による TCP/IP への移行が始まりました。

このファームバンキングで一般に使われているソフトウェアは Windows や MS-DOS 上で動作する極めて使いにくいシステムですが、Unix でやればはるかに簡単かつ 低コストの運用が可能になります。

「INTEX 2518 全銀協 TCP/IP 手順ライブラリ/サンプルプログラム」は dial-up ppp による「全銀協標準通信プロトコル TCP/IP 手順」にもとづいたファイル転送 を行うためのライブラリとサンプルプログラムで、一般的な業務であれば、ヘッダ を書き換えてコンパイルすれば直ちに実務に使えるようなサンプルプログラムと ドキュメントが付属しています。

また、 (財)日本情報処理開発協会の 「拡張Z手順」 でも使えるようになっています。

対銀行間のファームバンキングでは、 銀行側のサーバに直接 dial-up しなければならないシステムが普通ですが、 事業所間のファイル転送に流用する場合は、 インタネット経由で直接接続することもできます。

動作環境は FreeBSD や Linux 等、dial-up ppp が使える Unix です。特別なハード ウェアは要りません。