インターフェイス・ケーブル

コンピュータに代表されるディジタル・システムのインタフェース・ケーブル には、ディジタル・システム固有の問題があって、特別な設計を必要とするこ とがあります。典型的な問題は、電磁波の反射、減衰、歪、クロストーク、EMC といったところですが、システムの構造やシステムが置かれる環境によって、重要な 特性も変わってきますし、必要な導体数も千差万別です。

コンピュータシステムの中でも、パーソナルコンピュータで使われるものについては、 細部まで標準化が進み、多量に消費されていますので、 わざわざ設計製作する必要はなく、 例えば、下記のような製品は、コストの低い市販品がたくさんありますし、 既成品で間に合わない場合でも、ケーブルの長さと、 場合によってはコネクタを指定する程度で選択が可能になっています。

稀に、長い EIA-232 ケーブルとか、長いプリンタケーブルとか、 規格の想定を越える使いかたをせざるを得ないことがあって、 そんなときは当社の製品がお役にたつことがあります。

SCSI ケーブルの SCSI は、Small Computer System Interface の略称です が、エンジニアリング・ワークステーションやパーソナル・コンピュータの普及にと もなって、身近に使用されるようになりました。ところが、この市販されているケー ブルのほとんどは規格はずれの製品なのです。規格はずれというのは、SCSI 規格が 定める特性インピーダンス規定を満足していないという意味です。遅いシ ステムを短い距離で接続するときはこれでも動くのですが、早いシステムや接続機器 が多い場合は、動作しません。そのため、後から何かの機器を増設したら動かなくな ったということが多く、増設した機器が悪いと思いこむことがあります。当社の SCSI ケーブルは世界で始めて、SCSI の完全なスペックを実現しました。動かない場合は、 システムのすべてのケーブルを当社の製品に交換してみてください。確実に動くよう になります。

GP-IB というのは、General Perpose Interface Bus の略称で、アメリカの 測定機メーカーHewlett-Packard社が開発し、IEEE-488に標準化さ れたインタフェースです。よくできた汎用のバス規格ですが、現時点では伝送速度が 遅く、当初の目的であった計測機器、自動化機器に使われるのが普通です。

EIA-232 ケーブルは、アメリカの EIA-232 規格で定められた、モデムとコンピュータ を接続するインタフェースですが、コンピュータの初期の歴史に於いて、他にインタ フェースの規格がなかったため、コンピュータと端末、コンピュータとプリンタとい った、いろいろな機器の接続に流用され、いろいろな結線方式とコネクタが生まれて しまいました。そのため、コンピュータとモデムを接続するとき以外は、コネクタと 結線の両方を指定する必要があります。なお、EIA 規格は昔RSという規格 名を使っていたため、今の EIA232 は RS232 と呼ばれた時代がありました。

コンピュータとプリンタの接続には、普通、セントロニクス・インタフェース と呼ばれる、パラレル・インタフェースを使っていますが、高々数10cm程 度の距離でしか使えないため、EIA-232 を使ったり、イサネットで接続する場合も あります。セントロニクスの名前は、このインタフエースを開発した、プ リンタ・メーカーの名前から来ています。

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