煙のふるさと - 塩尻市

塩尻は焚火が盛んなところで、 畑や住宅で、いろいろな物を燃しますから、 なんと言っても、この「煙の匂」が塩尻の特徴です。

朝、起きて家の外に出たときから、 出勤して勤務先の駐車場で降りるまで、 いたるところで煙の匂いがします。

私の場合、週末の休日は社宅で勉強というのが多いのですが、 盆地の夏は暑いですし、エアコンもないから、 窓を開けておくのですが、そのうち、 煙の強烈な匂か喉の刺激で、 室内に煙が充満しているのに気づきます。 多くの場合、この煙のもとは、 近くの風呂屋さんや、近くの住宅や畑で、 あわてて窓を閉めるのが唯一の自営策になります。

職場のほうは、品質を維持するため、非常時以外は窓を締めて、 鳩小屋と称する換気場所から、フィルタリングした空気を社屋に入れて、 埃の少ない状態にするわけですが、 近くの畑で焚火を始めると、もう大変。 工場の社屋全体に煙が充満します。

この畑の焚火は無警告で実施されますから、 気づいたときは、かなり深刻な大気汚染になってしまうのですが、 「田園都市」という塩尻市の宿命であるようです。

畑の草を焼くときの大気汚染も強烈で、 車で近くを通らざるをえないときは、 息がつまります。 ただ、これは、塩尻だけでなく、 昔、塩尻から東京まで、国道 20 号線を車で走ったとき、 韮崎あたりでも、同じでした。 スケールとしては韮崎のほうが大きいと思います。

都会で暮らす人々から、 「田舎は空気がさわやかでよいでしょう」と言われることがあって、 車で 30 分とか 1 時間も離れれば、 確かにそういう場所もあるのですが、 日常の暮らしでは、そうはゆきません。